大嶺海岸と那覇空港の埋め立て計画
那覇空港のすぐそばに、那覇で奇跡的に残った最後の自然海岸があります。
大嶺海岸です。
今日は、那覇市の主催で行われた「大嶺海岸観察会」に参加してきました。
4時間歩きっぱなしでもすべてまわることが出来なかったほど、広大な干潟、沖合いには
サ
ンゴ礁、内側にイノー(礁池)の豊かな自然環境が残されておりました。
ひざ下10cmのところに、エダサンゴをはじめ様々な種類のサンゴが草原のように群生しております。
(←じゅごんのプール。大嶺地域の人々がじゅごんを飼っていたという伝説が残る)
さてこの大嶺海岸、沖縄県の「自然環境の保全に関する指針」において評価ランクⅠ(自然環境の厳正な保護を図る区域)に位置づけられているわけですが、いま埋立て計画案が進められております。
那覇空港の滑走路増設計画の予定地が、この大嶺海岸なのです。
埋め立ての主な理由として、那覇空港の発着過密化や仲井眞知事の1000万人観光客構想によるものですが、そもそも那覇空港は1本の滑走路を自衛隊と共有した軍民共用空港であり、スクランブル発信時は自衛隊が優先的に使用されています。
これまでにも那覇市議会では、那覇空港の民間専用化実現に向けて、「民間航空機の安全確保と本県の観光振興のため、早期に同空港の民間専用化を実現するよう強く要請する」(2005年)との意見書を出しています。
民間専用化された際、自衛隊機が占める発着件数分を民間航空機が利用できるようになり、また自衛隊機による事故の危険性がなくなります。さらに、今後の沖縄の観光、経済、自然環境における持続可能な開発の視点から、1000万人観光客誘致が沖縄にどのような影響を及ぼすのか具体的議論をしなければならない。
本当にこの大嶺海岸を埋め立てなければならないのか―。
6月1日に開会する那覇市議会で取り上げるべく、調査研究を進めています。


2009/12/30 水曜日 at 12:21 PM
沖縄を将来ハブ化する観点から埋立は必要だと思います。
環境を残せるところは人目につきやすいところで、残すべきです。
じゅごんがいるのは何もここだけではありません。